パブロ・ルイス・ピカソ
1881年生まれ-1973年没(91歳)
スペイン、アンダルシアに生まれる。
父は美術講師、修復家、画家。
子供時代から美術の英才教育を受ける。
父は「こいつを伸ばすために生まれて来た」と言うほど、才能を認めていた。
16歳で国の展覧会で優勝。
王立サン・フェルナンド美術アカデミー入学、退学。
バロセロナで「4匹の猫」というカフェに通う。アーティストのたまり場だった。
バルセロナはフランスに近く、刺激を受ける。
親友カサヘマスとパリへ。
ピカソがバルセロナに帰っている間に、カサヘマスはモデルの女性に恋をして自殺。
ピカソはこれにショックを受け「青の時代」になる。
モンマルトルにある「洗濯船」というアパート下宿やどに腰を落ち着ける。
ここには貧しい多くの芸術家が集まった。
アトリエ兼集合住宅、モデリアニやアポリネールなど。
恋人フェルナンドで「青の時代」が終わり「バラ色の時代」にへ。
女性が変わるたびに作風も変化する。
社会の下層に居る人々を描く。
セザンヌの影響を受け、ピンクの「アヴィニヨン(売春宿)の娘たち」を描く。
民族美術ブームが起こる。きっかけはゴーギャン。
「アフリカ彫刻の時代」も「アヴェニヨンの娘たちの顔に描く。
「キュビスムの時代」などもあった。
考察 右から
落ちる女:ピカソ自信、あるいはイエスキリスト
灯火を持つ女:ろうそくや灯火は「真理」のモチーフ。
駆け寄る女:彼女は画面左にいる子の亡骸を抱く女を慰めようとする何か。共和国を支援した唯一の国、ソビエト連邦の揶揄とも。
馬:爆撃の犠牲者やスペイン共和国政府を表している。
死んだ兵士:ファシズムの犠牲者、またはスペイン市民の代表。
電球:内部に電球が描かれた光源は神の目、つまり全てを明るみに出す証人を表す。
鳥:机の上の鳥は精霊や平和の象徴。
牛(ミノタウロス):ギリシャ神話の怪物、ミネタウロスは暴力、好色、平和など様々な象徴であり、善悪どちらにも解釈。
子の屍を抱いて泣く女:彼女は爆撃の被害者を表しており、ピエタ(刑で死んだキリストを抱くマリア)。この女性のモデルはピカソをめぐって泣き叫びながら争った女性達。
泣く女
考察
当時の恋人ドラ・マールが妻オルガとピカソの子を産んだマリーが修羅場になる。
その様子はゲルニカの子の屍を抱いて泣く女に取り入れられている。


